
夜勤独り立ちに向けてサポート~初心に帰る~
- 松山
サービス付き高齢者向け住宅とは、スタッフが常駐することで安否確認と生活相談を義務付けられた高齢者向けのバリアフリー住宅です。
もともとは、自立もしくは介護度の軽い比較的元気な高齢者が暮らす住居であり、寝たきりなどの介護度の重い方の受け入れ、ましてや看取りへの対応は想定されていない施設形態でした。
当施設は訪問介護事業所、訪問看護事業所、通所介護事業所が併設されており、介護度が重度になったとしても介護保険で居宅サービスを利用して対応可能です。
認知症の方や寝たきりの方など状態は様々ですが、必要なサービスを受けながら安心で安全な生活を送られており、たくさんの笑顔がみられています。
近年、「住み慣れたところで最期を迎えたい」と希望するご入居者やご家族も多く、施設での看取りも増えています。
経済面や家庭の都合で住み替えが必要となる場合もありますが、自立の段階から人生の最期まで自宅と同様の環境で不安を解消して、介護面・医療面でサポートを受けながらゆったりと暮らせる住宅であるということを知っていただければと思います。
最期の日々をご家族と共に過ごされた方、ご本人の強い希望で退院され、顔なじみのご入居者に日々声をかけてもらいながら死を迎えられた方もいらっしゃいます。
「人生の最期をアルファリビングで過ごせて良かった」と感じていただけるよう、終末期の緩和ケアや介護で最期までご本人らしく過ごせる「終の棲家」を目指します。
元気な時はもちろんですが終末期まで、気持ちに寄り添いながらご入居者やご家族に関わり、後悔のないより良い人生を送ってもらえるようにスタッフ全員で協力し合いながら支援していきたいです。
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