アルファリビング吹田千里丘では、毎月その季節にちなんだ壁画づくりをご入居者と一緒に作っています。この壁画作りは手先を使っていただくこと、また、ご入居者から「ここはどうしたらいい？」「こうしたら綺麗じゃない？」など、アイディをいただくことにより認知症の予防に役立っています。

さて、１月の壁画は吹田千里丘の父である私と、受付事務スタッフさんとで案を出し合い、正月にちなんだ壁画をご入居者とスタッフで作り上げました。

12月下旬頃から、ご入居者に昼食後の一番眠たくなる時に食堂へ集まっていただき、スタッフと一緒に意見を出しあいながら作成しました。

「富士山の雪はティッシュをちぎって貼りましょう」
「波はもう少しあった方がいいのじゃない」
「雲の色を一か所だけ変えてみない」など、色々とご利用者から意見をいただき、最初に考えていた壁画よりとても素敵な壁画を作り上げることができました。

ちなみに写真のスタッフは、私：吹田千里丘の父でございます。ご入居者に色々と案を出していただきあたふたとしていました（笑）

毎月変わる壁画は、ご家族やご入居者の方にも大好評です

アルファリビング吹田千里丘に来られた際はぜひ見ていってくださいね！

12月31日の夕方にこの壁紙を展示すると、ご利用者から「明日は正月やね～」「一年は早いね～」など、色々と壁紙を見ながら会話している姿を見ることができました。

そして、お正月を迎えた朝、ご利用者が各々の携帯電話を持ってきて、壁紙の前で写真を撮っている姿がとても印象的でした。

また、正月ということでご家族の来訪も多く、ほとんどの方がご利用者と一緒に写真を撮っており、ご家族から「すごくきれいですね」「立体的ですごくいいですね」など、色々と声をかけてくださいました。

今後もご利用者と一緒に意見を出し合いながら、壁紙つくりをしていき、認知症予防に努めていき、アルファリビングを選んでよかったと思えるような施設を一緒に作っていきたいと思います。

最後に、同じ歳、同じ誕生日の仲良し二人組を紹介して終わりにします。写真のお二人がそうです。食事するときも同じテーブルで、食堂に来た時、居室に戻る時も手であいさつをし、一人が体調を崩してお食事に来られないときは「どうしたんや？」とスタッフに聞くぐらいとても仲良く過ごされています。

「お互いに100歳まで頑張りましょうね」と声掛けをすると、少し照れ笑いを浮かべるとても素敵なご利用者です。