周りの人を思いやり、助けるということ
- 姫路
2021.08.29
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あなぶきメディカルケアに入社し、1年が過ぎました。アッという間の1年です。
前職は病院の看護師として勤務してきました。高齢者施設は初めてですが、病院とは違う支援の仕方となる訪問看護は、介護保険や医療保険制度の理解も必要となり、知識面でも戸惑いながらお客様の対応をする日々です。
そんな中、ご入居者が最期をお向かえになられるケースに、何度か立ち会わせていただきました。病院では医師や同僚の看護師がいてすぐに指示を出してくださる環境でした。
ある意味、安心感はあるかと思います。訪問看護においては、医師の指示というよりは、ご本人やご家族様の思いを看護師として受け止め橋渡しをし、「らしさ」に近づけた支援、最期に寄り添う心へのくみ取り方も必要なのだと思います。
時には判断を迫られる中で、迷うこともあります。正解や不正解のない中で不安になることもあります。ご入居者やご家族の「ありがとう」の言葉が、自身の中の正解なのだと思います。その方の思い、声なき声に耳を傾けるためにもたくさんの方とのコミュニケーションを大事にしていきたいと思います。
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