ご入居者お一人おひとりの宝物
- 姫路
2022.04.06
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私があなぶきメディカルケアに入社してから、いろんな出会いがありました。
今まで接客業の仕事しかしたことがなかった私ですが、事務受付スタッフとしてだけでなく、高齢者施設で何か活かせることがあればいいなと、挑戦した仕事です。
スタッフ、ご入居者、ご家族、関係業者の皆さまやたくさんの人との出会いのなかで、自分の考えや気持ちも変わっていきました。
自分が感じる相手への思いと相手がとらえている物事への感情は、言葉ひとつで近づくこともできるし、遠ざけてしまうこともあると実感しました。
ご入居者のなかには、認知症を発症されている方も多く、受付窓口として対応する場面も多く増えました。急に激怒されたり大声を出されたりと、話をするのが怖くなり、関わり方がむずかしく落ち込むこともありました。
悩んでいた時に、介護スタッフの先輩が、「無理にわかってもらおうと思わなくていいんだよ。まずは、相手の思いを受けとめてあげることが大事なんだよ!」と教えていただきました。目からうろこでした。
理解してもらおうと必死でしたが、聞く相手もそれを理解しようと必死なのです、何かの要因で理解したくても理解できない状況にいら立たれているだけなのだとわかりました。
毎日、人と接する仕事です。それぞれに感情をもっていることを理解し、常に学ばせていただいているという姿勢で、お会いしたすべての方に笑顔を絶やさない事務受付スタッフでありたいです。
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