お誕生日を迎えて
- 岡山
皆さま、こんにちは。
晴れの国おかやまにあります、アルファデイサービスセンター後楽園です。
日中暖かい日が続いており、春の訪れに心が躍る毎日です♪
さて、先日のスタッフミーティングで、骨折後の受け入れについての勉強会を行いました。
高齢者の方の骨折の中でも、特に多い骨折部位として下記の3点があげられます。
その中でも、転倒で多発するのが大腿骨頸部骨折と大腿部転子部骨折です。
「同じ大腿部なのに、どんなところが違うんだろう?」
「退院され、デイサービスを利用再開された方の対応方法を知りたい!」
そんな疑問を解消するべく、ホワイトボードを使用してイラストを書くくろせさん。
2つの骨折に共通することは、治療の第1選択が手術になります。
理由は、骨折の形態や程度にかかわらず、ギプス固定などの保存的治療を行うことが困難なためです。ただ、大腿骨頸部骨折と大腿部転子部骨折は、手術の方法が大きく異なります。
転子部骨折は、動くことさえできないほど強烈な痛みを伴う派手な骨折ですが、
骨折としては、骨がくっつきやすいため骨折部をくっつける手術(骨接合手術)を行います。
一方で、頚部骨折は転子部骨折に比べると痛みはかなり少ないですが、骨折部がずれていると、くっつきにくい(偽関節)状態が起こり、くっついた後でも壊死(大腿骨頭壊死)になる可能性があるため、人工物(人工骨頭人工関節)に入れ替えが必要です。頚部骨折であても、ずれていない場合は骨折部をくっつける手術(骨接合手術)を行うそうです。
術後はリハビリを行いながら、骨折中に衰えた筋力を徐々に回復していきます。
用意してくれたプリントを参考にしながら、可動域や負荷について学びました。
骨折を防ぐのために大切なことは、転倒を予防することです。
デイサービスの利用を通して、日常生活に必要な動作を交えた集団体操を積極的に行なうことで、いつまでもご自分の脚で歩いていただけるようにサポートしていきます。
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