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まなぶ

感動を大切に

  • アルファリビング松山よつば循環器科クリニック前
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私は2021年4月に松山で初の外国人として働き始め、今年で3年目になりました。
初めて社内報Yawaragiの記事を任されました。緊張で何を書いていいのか色々と悩みましたが、仕事を通して自分の「存在価値」について書いてみようと思います。

日々、仕事に追われるような感覚で、惰性に流され、感情がマヒしそうな時もあります。だからこそ、折に触れ心を動かす何かに出会うことが大切だと思います。

ある日、Aさんの入浴訪問がありましたが、訪室時Aさんより
「ごめんね、今日はお風呂に入れません。熱があるんよ、37.5度、これでお風呂に入って体調が悪くなったら困るから。まだ長生きしたいんよ。娘から、今や100歳時代、お母さんはまだ80代なんだから、身体をもっと大切にしてよって言われたからね」と聞き、私はとても感動しました。

またある朝、Bさんが共用部で朝日が昇ってくるのを見ながら手を合わせ
「太陽さん、おはよう、今日もよろしくお願いします。いつもこの命を守って頂き本当にありがとうございます」とおっしゃっていました。日常のことに、感謝する姿をみて素晴らしいと思いました。

またある日はCさんが
「私に何かあったら、娘が一人になって寂しい思いをさせてしまいそうでかわいそう」と涙ながらに話される姿をみて、胸が熱くなりました。

ご入居者に接することで、ご入居者が年を重ね、体力や記憶力が衰えるなかで日々、何を考えどんな日々を送りたいのか、自分自身もすごく考えさせられます。

ご入居者との交流を通じて、その人の人生で喜びや苦しみを感じ、ご入居者のサポートにやりがいを感じます。
そして、ご入居者からも元気、人生の歩み方についてたくさん、学ばせていただくことがある仕事です。

一緒に働くスタッフも私も、ご入居者と接する事で、感動する心をいつまでも持ち続けていきたいと思います。

この記事を書いた人

ハーちゃん(介護スタッフ)

ハーちゃん(介護スタッフ)

「意味がある限り、どんな痛みにも耐えられる」という言葉が好きです。