敬老の日のおくりもの
- 松山
2022.10.26
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アルファリビング松山本町には、様々な委員会があります。そのなかのひとつに食事委員会があります。ご入居者の食事形態の見直しや満足度向上を図る役割を担っています。
ある日、あるご入居者の食事量が低下していることにスタッフが気づきました。
原因は何か…スタッフ間で話を聞き取りしました。
食事を食べられるものと認知する機能が衰えている?
自身が食べたいと感じるような献立ではなかった?
食べ物を食器から口に運ぶことが難しい?
義歯などの調整が不十分で噛みにくくて摂取量が増えなかった?
飲みこむ動作時にむせこみがあって摂取量が増えない?
などいろいろ考えました。
スタッフ間でよく食事動作を観察すると、指の筋力が低下して、お箸で食べ物をつかむことがむずかしくなっていると分かりました。
フロア担当のほかスタッフとも話し合い、少ない指の力でも使用できそうな福社用具のお箸を試行してみることになりました。
使って見ると、以前のように自分でお者を持ち器用に食べ物をはさんで口に運べるようになりました。
自分で食べられることにご本人も「おいしいね♪」と笑顔もこぼれて、良かった~!と思った瞬間でした。
これからも委員会活動を通じてご入居者が安心して暮らせるようサポートしていきたいと思います。
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