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2021年度下期 キックオフミーティング

  • 職場環境
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1月13日に、2021年度下期キックオフミーティングを開催しました。
今回は本社のある香川県高松市に集合し、対面での開催ができるよう準備を進めていましたが、コロナウイルス感染症の感染拡大により前回同様オンラインでの開催となりました。
久しぶりに皆が集まり話ができることを楽しみにしていたこともあり、オンラインでの開催になったことは残念でしたが、エリアマネージャー・施設長が集まり、上期の振り返り、下期の目標について再確認を行いました。

おおたに社長塾 ~「人」を大切にすること~

まずは、おおたに社長塾からスタートしました。

人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり
人材こそが強固な守りになる。
立派な城があっても「人」の力がないと役に立たない。
信頼できる「人」の集まりは 強固な「城」に匹敵する。
(武田信玄)
至誠惻怛(しせいそくだつ)
まごころ(至誠)と、いたみ悲しむ心(惻怛)の二つを兼ね備えて生きることが、人としての基本姿勢であり、目上には誠を尽くし、目下にはいつくしみをもって接する。
(山田方谷)
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
(山本五十六)

おおたに社長は偉人の言葉を例に出し、「人」が大事であること、「人(心)」を動かすには日ごろの働き掛け(コミュニケーション)が欠かせないことをお話しされました。

メンバーの長所、強みを見て伸ばすこと、誉めること。
そして、面談と面接の注意点、心構えをお話しくださいました。
面談力を構成するのは「準備力」「場づくり」「聞く力」「配慮・主張」であること。
人を見抜くために「過去の質問で内的要因を掘り下げること」「短時間より長時間努力したこと、個人より集団で努力したこと」等を聞くことで面談力を向上させること。
また、面接は「自分たちが選ぶのではなく、相手に選ばれる存在になる。選択権は相手にあること」を念頭に置き、その人がどのように考え(think)どのように行動(action)してきたかを掘り下げ、どういう人なのかを判断していく。
面接を進める中で、やってはいけない9つの行動についても話されました。

頭では理解していても、実際に行動で現すのは難しいことばかりで、自分自身でできているだろうか・・・?と自身の行動を振り返りながら話を聞きました。

おおたに社長
おおたに社長
久しぶりに集まれることを楽しみにしていたので、集まれなかったことは残念ですが、また皆が安心してお会いできる日まで頑張りましょう!!

上期振り返り/こだわった“らしさ”は何だろうか

続いて、おぶ本部長より経営レビューがありました。

経営レビューでは、「入居者数」「退去者数」「稼働率」「売上」といった具体的な数値を基に、運営状況の振り返りをしました。
退去されたお客さまの「退去理由」については、ご逝去が退去理由の半数を超え、終の棲家としてアルファリビングを選んでいただけていると感じられる一方、医療機関やご自宅ではなく他の施設に転居されている(他の施設に価値を感じている)方もいらっしゃるので、運営力を向上させていく必要があること。
その運営力向上には、基盤であるスタッフの成長と定着が必須であることを話され「離職率」「看取り率」「入居率」の目標が示されていました。

おぶ本部長
おぶ本部長
上期チームでこだわった“らしさ”は何でしょうか。
スタッフは共通認識を持って取り組めているだろうか。
現在チームはどんな状況で、今期は何を取り組むか考えましょう。

・・・と、こうして数字ばかり並べると、会社は数字の話ばかりして、自分たちの日ごろのご入居者との関わりや大切にしている想いを見てくれていないのでは・・・?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

キックオフの中で話されているのは、可視化された目標値や現状を把握する数値だけでなく、スタッフ、チームの成長に繋げるために必要なことは何か?ということに重点を置いて話がされています。
お客さまに最良の自己選択(自分らしさ)をしていただくためには、スタッフの経験スキルを高め組織力を向上させることが不可欠で、良いサービス提供を継続することで地域の方が認知してくださいます(ブランド浸透)。
そして、アルファリビングが地域に選ばれ、結果社員に対価として還元できる。
その成果が出せるよう、マネージャー職には「より高度なこと(育成・定着・業績)を求めこだわっていく」といった厳しいげきもありました。
マネージャー職はいかにして結果を出していくか、覚悟を持って取り組んでいるのだと感じました。

各部署の今期の目標は・・・

この後、各部署の方針発表を行いました。

<リビング事業部:ひろた事業部長>
「西日本ではあなぶきメディカルケアさんが1番」と言っていただき嬉しかった。
「リーディングカンパニー」になれるよう安定化に向けた組織化、考える介護・看護ができるよう踏み出す勇気を持って取り組みましょう!
今期は、「安心な暮らしと自分らしく活きる喜びをご提供する」だけでなく、安心な暮らしと自分らしく活きる喜びをご提供するために、安全で快適な住まいと心に寄り添うサービスをご提案できるようにしていきましょう。
<人事広報部:しまづ部長>
本格的に採用難になる中で、金銭的報酬だけでなく精神的報酬を上げることが目標。
先日皆さんにご協力いただいたESアンケートの結果において、やる気を感じられる項目のスコアが高くなかったことから、チームワーク(心理的安全性)を高める仕掛けをすることに注力します。
1.バリューの再構築
2.評価制度の再構築
3.リーダー層による面談制度の導入
「働きやすさ」から脱皮し、社員一人ひとりが「働きがい」を感じられるように取り組みます。
<事業推進部・ファシリティマネジメント部:おぶ本部長>
指標の管理だけではなく、意思決定をするための情報提供、提案をしていきます。
MCSの機能拡張にも継続して取り組みます。
中長期のアルファリビングの修繕についてスピード感を持って計画の立案、実行していきます。

最後にエリアマネージャーから各エリアの方針発表があり、キックオフは終了しました。

今期のスローガン“もっと「らしさ」を”について、自分たちにできること、自分たちがしなければいけないことは何かを改めて考える時間になりました。
スタッフの皆さんは、日々お客さまにとって最良の選択は何かをチームで考え、悩み、実行していると思います。
答えが用意されているわけではなく、喜びよりも上手く行かないことや後悔することがあるかもしれません。
その行動一つ一つがブランドとなり、その一つ一つの想いがお客さまの人生を彩り豊かにしているのだと思います。

今期も私たちらしく、一緒に取り組んでいきましょう。

この記事を書いた人

うつのみや(総務業務チーム)

うつのみや(総務業務チーム)

興味を持ったことは何でもやってみたい性格です。世界を広げようと、趣味で韓国語と英会話を学んでいます。なかなか上達しませんが、一歩一歩、牛歩であっても進んでいるはず・・・(と自分を信じる日々)。とにかく楽しく勉強を続けています。取材を通して皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。