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4月1日付で、福利厚生の一環として「育児休業給付金+(プラス)」を新設しました。
すでに社員の皆さんには周知していますが、今回は改めて「育児休業給付金+(プラス)」についてご紹介します。
働くパパ・ママを支援したい
女性社員に比べて、男性社員の育児休暇取得は進んでいないですよね・・・。
そうですね。
女性社員は、産前産後・育児休暇を取得し復職されますが、育児休暇を取得した男性社員はこれまで4名です。
しかも、2018年7月以降にお子さまが生まれた男性社員で、育児休暇を取得した方はたったお1人なんです。
はい。
お子さまが生まれた男性社員13名に対して、たったお1人。
男性社員も育児休暇を取得して、どんどん育児に参加してもらいたいと思っているのに・・・どうしてだろう。
やっぱり女性に比べるとまだまだ取りにくい雰囲気があるのかもしれません。
ご本人は取りたいと思っていても言い出しにくいとか。
会社の風土ですね。
それは時間をかけて会社の思いを発信し続けて、少しずつ変えていくしかないですね。
他に何かできることはないかな・・・。
人が足りてなくて、自分が休むとみんなに迷惑をかけてしまうとか、あと、男性社員は一家の大黒柱なので、自分が休むことで収入が減ってしまう点も育休取得の妨げになるとは思います。
やっぱりそうですよね。
第一に生活があるから、お金の部分は大きいですよね。
パパに限らずママもだと思います。
育児で休んでいる間に育児休業給付金が支給されますが、給与が満額補償されるわけではありません。
補償されるのは給与の7割弱。
その補償されない3割の部分が補償されれば、今より取得しやすくなるのではないでしょうか。
そうですね。男性社員が積極的に育児に参加することで、家事、育児に対する理解を深めてほしい!
僕も、家事をするようになって初めて妻の大変さを実感しました。
あと、パパ・ママが育児休暇を取得し復職した時、育児休暇中家族と協力して家事・育児をしてくれてありがとう、職場に復帰してくれて本当にありがとうと言う思いも伝えたいですよね。
はい!女性社員も妊娠、出産、育児の過程で退職について考える瞬間があると思います。
小さいお子さまを預けて職場復帰する、仕事をしながら家事・育児をするって本当に大変だと思います。
会社として家事、育児、仕事を頑張る社員を応援していることが伝わればいいですよね。
では、育児休暇を取得することで減収となる部分を、福利厚生で補填できるようにしましょう!
対象者はどうしましょうか。
そうですよね。
育児休暇から復帰して、これから家庭と仕事を両立しながら働く社員みんなを応援する制度なのだから、全社員を対象にしましょう。
あと、申請できる回数にも制限を設けず、第二子以降何度でも申請できるようにしましょう。
育児休業給付金+(プラス)
<対象者>
育児休暇を取得し、復職した全社員(正社員・契約社員・パート)
<支給額>
育児休暇取得日数30日以上→100,000円
育児休暇取得日数10日~29日→50,000円
※取得日数が10日に満たない場合は対象外
<その他>
・4/1以降に育児休暇から復職した社員を対象
・申請上限は設けず、第2子以降も申請可とする
育児休暇を取得するために
それでは、実際に育児休暇について男性社員に少しお話をお伺いしましょう!
えびすエリアマネージャー(高松エリア)は育児休暇を取得されましたよね。
妻の妊娠が分かって、迷わず育児休暇を取得しようと思いました。
取らないとか、取れないと言う考えはなかったですね。
取ろうと思った理由は2つです。
1つ目は家族のためです。
妻のサポートもしたかったですし、子供が生まれて大切な時期を一緒に過ごしたいと思いました。
我が家はもともと共働きで、普段から私は家事も分担してやっていました。
家事をすることは苦ではなかったですし、妻の負担が少しでも減らせればと思いました。
そして2つ目は、当時施設長だった私が育児休暇を取ることで、社員の皆が取りやすくなればいいなと思ったからです。
育児休暇を促進するために、何が課題だと思いますか?
職種によって違うとは思いますが、もしかしたら管理者のような業務を1人で担っている立場の社員が、1番取れないと思い込んでいるかもしれません。
育児休暇を取得しようと思っても、日ごろから業務をシェアできているなど職場整備がされていないと休みたくても休めません。
特に管理者は、書類管理や請求業務など管理業務もあります。
休みたいと申し出られるよう、そして申し出た社員が育児休暇を取得できるよう支援していきたいです。
それではもう一人、これからお子さまが誕生予定の、たにもと施設長(アルファリビング高松百間町 兼 アルファリビング高松駅前)にもお聞きしましょう。
たにもと施設長は、未だ育児休暇を取得されたことはないですよね?
男性の育児休暇取得についてどう思いますか?
当社ではないのですが、十数年前に私の同僚だった男性が育児休暇を取得しました。
当時としては斬新でした。
ですが「男性社員が育児休暇なんか取って」という周りの声が聞こえてきて、男性が家庭に入って応援するとか、仕事を離脱するのは社会的に認められていないんだなと正直思いました。
そうですか。「男なのに」的な風潮が当時はあったんですね。
今も取りにくいと感じていますか?
今は全く感じないですね。
なかいエリアマネージャー(鹿児島エリア 兼 松山エリア)が施設長時代に育児休暇を取得されて、社内報の家和楽喜に取り上げられました。
それを見て、うちの会社は男性社員も育児休暇が取れるんだと話しました。
その頃子供が生まれた社員がいて、「育休って取れるんですか?」と相談がありました。
結局取れなかったんですが・・・。
当時は雇用が安定していませんでした。
みんなが有休を取得することも難しかった。
そんな環境だったので、周りのスタッフに迷惑をかけるとか、シフトに影響が出るとか・・・
そんな風にスタッフに気を遣わせ、言い出しにくくさせたかもしれません。
もちろん取ってほしいです。
育児休暇を取ることが当たり前だと言う風土にしたいです。
取る社員には「取っても大丈夫」だという安心感を持ってもらうこと、周りのスタッフには育休取得の理解を深めたいです。
たにもと施設長自身が育児休暇を取得することはいかがですか。
第3子が生まれた時には、しまづさんから育児休暇を取らないのか聞かれて、「現場のことを思ったら取れません。」と答えたんです。
自分は施設長ですし、当時は本気でそう思っていて答えたんです。
でもしまづさんから「自分がいなくても回るマネジメントができていて初めてマネジメントは成功だよね」と言われハッとしました。
あ!!
マネジメント失敗しとんか・・・と何にも言い返せなかったです(笑)
その言葉がとっても印象に残っていて、自分がいなくても施設運営に支障が出ないようにとか、スタッフを信頼して任せるとか、日ごろから意識するようになりました。
第4子が生まれた時、育児休暇を取得しようか迷いながら結局取らなかったので、今度は取りたいと思います。
はい、7月が予定日です。
どこまで妻のサポートができるかはわかりませんが、子供と向き合う大切な時間として1ヶ月・・・育児休暇を取得できるよう今から準備をしておきます。
い、1ヶ月ですね?!💦
お子さまの誕生を楽しみにしています✨
女性社員だけでなく、男性社員も当たり前のように育児休暇の申し出、取得ができる風土となり、安心して育児休暇を取得できるよう皆で協力して取り組みましょう!
※なかいエリアマネージャーの育児休暇取得についてはコチラから→育児はママだけの仕事じゃない!