鹿児島国際大学の学生との合同研修<2/2>
- 新卒
いよいよ2021年4月1日に入社する、新入社員向けの入社前研修が始まりました!
今年度は30名のフレッシュな新卒社員が、本社のある香川県高松市に集合して、3月29日から3日間の新入社員研修に参加します。
今回は入社前研修最終日(3月31日)の様子をレポートいたします!
(1日目の様子はこちら)
(2日目の様子はこちら)
研修最終日はリビング事業部長ひろたさんと高松エリア エリアマネージャーえびすさん、高松紺屋町施設長 まなべさん、介護スタッフあげなさん(2020年4月新卒)とアルファリビング高松伏石南 施設長たけもりさん、介護スタッフふるいちさん(2020年4月新卒)が研修企画・事務局・司会・講師を務めました。
今回の研修の目的は体験して学ぶ・寄り添うです。
介護の基礎技術研修ということで新卒社員はワクワクしていました。
まず始めはお絵描きゲームでアイスブレーク。
お互いが描いた絵を見て爆笑するシーンも(笑)
緊張が解けたところでいよいよ研修スタートです。
午前中は2班に分かれ、高齢者疑似体験と認知症ケアのロールプレイを行いました。
高齢者疑似体験では、特殊眼鏡、ヘッドホン型の耳せん、重りをつけて高齢者が感じる不自由さを体験しました。
体験した新入社員からは
・目が見えづらいことに加えて、周りの声が聞こえづらいから怖い
・バランスが取れないので歩きづらい
・ご入居者への声かけがとても大切さだと改めて実感した
などの声があがりました。
高齢者のお体の状態を体験することによって、体の変化や気持ちを理解し、相手のことを知った上で寄り添う大切さを学びました。
認知症ケアのロールプレイでは「トイレに行きたい~」「お茶が飲みたい~」「誰か早く来て~」と、ご入居者役のひろた事業部長の声が響き渡っていました。
ご入居者からのナースコール、依頼や会話に対して戸惑いながらも自分たちで考えて対応してみました。
雑談を交えたり、傾聴したり、一人で対応できない場合は仲間が助けてくれたり・・・。
試行錯誤する中でケアの難しさやご入居者の想いを尊重し、寄り添うことの大切さを学びました。
お昼休憩後は食事の重要性を体験しました。
冷たいドリンクや温かい味噌汁にとろみをつけて、お互いにお食事の介助をし試食もしました。
新入社員からは
・飲み物にとろみをつけるのは簡単だと思っていた
・とろみの量、食べ物・飲み物の温度で味が変わった
・飲み物の温かさによってとろみの付け方にもこつが必要だった
・高齢者にも心地よく感じてもらえるようなケアができるように細かい点も気を付けていきたい
などの声があがりました。
次に、介護の基本的な技術研修です。
先輩スタッフが身振り手振りを交えて、介助のポイントを新卒社員に伝えました。
普段のケアにおいて私たち介護スタッフが全てサポートするのではなく、高齢者が自然とその動作ができるようにサポートをするという点に多くの人が共感や新しい発見を見出していました。
高齢者の体の変化や動き、気持ちを体験することによって、自分がどのようにケアをすれば、安心してもらえるだろうかと考えるきっかけになりました。
相手を知る=関心を持つことによって一人ひとりに寄り添い、自分らしさを支えることにつながるということが大きな学びになったと思います。
最後はzoomを使って全国各地の施設長からエールをいただきました!
施設長からスタッフ一同、楽しみに待ってるねと声をかけていただき、新入社員も嬉しかったと思います。
3日間の新入社員研修が終了しました。
講師、先輩スタッフの皆さまありがとうございました!!
新卒社員にとっても一生忘れることのない貴重な時間になりました。
新卒社員30名はアルファリビングでの仕事においても、今回の研修で学んだことを生かし自分らしく頑張ってほしいと思います。
※4月1日の入社式前に行われる入社前研修(3月29日~31日)は、給与を支給しているため、仕事として参加しています。
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