フラワーアレンジメント
- 高松
アルファリビング高松紺屋町レジデンスのサービス提供責任者 龍滿哲也さんは、2017年2月に介護スタッフとして入社し、アルファリビング高松伏石南に配属されました。2020年2月にアルファリビング高松紺屋町レジデンスに異動。ご入居者と関わる中で課題と向き合い、目標に向かって努力を重ねている龍滿さんのインタビュー(前編)です。
人のためになりたい、人を喜ばせる仕事に就きたいと思い、高校卒業と同時に介護の道に進みました。当時はまだ、介護保険制度ができる前。今ほど「介護」が認知されていなかったように思います。ただ、これから「介護」という仕事が大事になってくる、そして、仕事を通じて人生の先輩方に関われることに喜びを感じながら、介護の世界一筋で仕事をしてきました。
介護の仕事を続けてきて、変わらず感じ続けているのは「本当に介護の仕事が好き」ということ。ありきたりですが、私が関わることで笑顔になっていただける、「あなたがいるから、ここにいて楽しい、安心できる」と言っていただくことで喜びを感じ、仕事をする上でのモチベーションに繋がっています。
この仕事をしていると、ご入居者と関わるその時々で「ありがとう」という温かい言葉をいただきます。
人のためになりたいと思い介護の道に進み、初めて「ありがとう」と言われた時、“このため瞬間のためにこの道に進んだのだ”と喜びを噛み締めました。
その中でも、今の私の支えになっているのが、まだ当社に入社する前、今から5~6年くらい前に当時の職場でご入居者からいただいた言葉でした。
その方は認知症で、普段はサービスの時間に関わるだけでした。そのご入居者に、夜勤明けのある日、「一緒に話をしよう」と言われたのです。「どうしたのかな?」と思いお伺いした時、「あんたは優しいね。私はここに来たくなかった。あんたがいるから私もここで頑張ってもうちょっと過ごしていきたいわ」とおっしゃってくださったのです。
それまでも「ありがとう」は言われてきましたが、真剣に心の底からかけてくださった言葉がとても重く私の心に響きました。
そして、この仕事を続けて良かった、もっと努力しようと思いました。
つづく・・・。
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