更新日: 2020年4月18日(土)
2020年4月18日
お客様各位
あなぶきメディカルケア株式会社
新型コロナウィルス感染症対応についてのご報告
この度、当社運営の高齢者住まい「アルファリビング(愛媛県松山市南江戸)」にご入居中のお客様2名が、新たに新型コロナウィルスに感染していることが判明致しました。また、すでに公表のとおり自宅待機中の職員のうち2名の感染が確認されたことを受け、4月16日・17日に全ご入居者にPCR検査が実施されました。その結果、今回陽性となった2名以外のご入居者は全員が陰性判定となりましたこともご報告いたします。
今回陽性となったご入居者は2名とも、4月3日以降は居室隔離にご協力いただいていており、他ご入居者は濃厚接触者には該当いたしません。しかし、4月3日以降、弊社が運営する他施設からの応援でケアにあたっていた職員全員が濃厚接触者となり、松山市保健所の要請により本日から2週間自宅待機いたします。今後の施設運営につきましては、2週間の待機期間を経過し、保健所の復帰許可を得た同施設職員が本日より数名復帰しています。応援職員と接触しない形で入れ替わっており、人員充足には程遠い状況ではありますが、日常のケアをつないで参ります。
松山市保健所とは24時間体制で頻度高く連絡をとりあい、今後の感染拡大防止および施設運営に関して助言・指導をいただいています。また、松山市介護保険課は人員確保すべく迅速に動いてくださっており、心強いサポートをいただき誠に感謝いたします。
4月17日18日にPCR検査を行った現ご入居者は全員陰性判定であり、現在ケアにあたっている同施設職員は2週間の自宅待機期間を経過した職員です。よって、同施設での新型コロナウィルスのこれ以上の感染拡大は少ないと考えていますが、厳格に感染対策をとっていても感染が発生してしまうウィルスの怖い特性をふまえ、今後も松山市保健所と連携し、感染対策に努めます。
●メディア関係者と地域のみなさまへ
改めてのお願いです。一部の報道を受けて弊社職員への中傷被害が発生しています。現在も、ご入居者の生命と尊厳を守るべく現場でケアにあたっている職員がいます。これから自宅待機期間を経て職場復帰する職員もいます。いずれも高齢者に感染させてしまうかもしれない、自分が感染してしまうかもしれないというリスクを理解し、不安な気持ちでケアにむきあっています。現場で必死にケアにあたっている職員も、周囲が心配されていることをふまえて復帰に踏み切れない職員も、当職員が責められるべき点は何一つなく、誇りに思っています。どうか、感染者ご本人・ご家族や、ご入居者・当職員の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いいたします。
ご利用者の皆様ならびに地域の方々にはご心配をおかけして誠に申し訳ありません。
今後、状況に変化がある場合には、随時このホームページでお知らせいたします。